ネイリストとして就職するには


今や、子供にも憧れの「ネイリスト」

女性らしい、美しい、人を幸せにするお仕事です。

仕事=就職
なのですが、現実は・・・?


ネイリストの仕事で大変な部分

ネイリストとして成功するには、「好感度が高い」というのは重要なことです。

「気が合わない」とか「感じ悪い」と思われてしまうとリピートのお客様になって頂くのは難しくなってしまいます。

そのためにネイル技術を高めるのと同じくらい重要なことがあります。


それがコミュニケーション力です。


  1. 敬語をきちんと使う
  2. おもてなしの精神を持つ
  3. 会話力がある


技術に自信があると、いつの間にか謙虚さを忘れてしまうこともありますが、ネイルビジネスはサービス業であり、接客のプロでもあることをしっかり意識致しましょう。元の性格が親分肌だったとしてもネイリストに向いた性格が何なのか学ぶのは大切です。


ところで、3つ目の会話力ですが、どういうことでしょうか?


何も吉本芸人みたいに話し上手になるという意味ではありません。それを目指すのは難しすぎます。

それより一番良いのが「話を聞く」ということです。


自分の事を面白おかしく話すより、聞くのです。

相手の方を理解すること。理解しようと努力する姿勢が重要となります。


実はこれはネイルに限りません。どんな人とどんな関係の時も「人の話を聞く人」は好かれる性格と言えます。


聞いてもらって自分のことを分かってもらえると、人は「愛されている」と感じます。これは国籍も時代を通しても同じなのだそうです。愛されていると感じると、愛を返したくなります。


傾聴(けいちょう)と言いますが、本当に聞き上手な方に話を聞いてもらうと、すごく嬉しく気持ち良いものです。聞き上手とは教える姿勢を持たないことです。相手の話を否定も肯定もせずに理解するのです。実はとても奥が深く、そう簡単に聞き上手にはなれないので訓練の場があった方が良いくらいです。


結局はコミュニケーション力も経験・練習あるのみです。

まずは家族で練習してみて下さい。

 

【やり方】

聞き役に徹し最後まで相手が言いたいことを徹底的に聞いてみる。こちらの納得いかないことを話しているとしても、「なるほど」と言って相手の言いたいことを理解しようと聞く姿勢に徹します。

 

これがなかなか難しいのですがコツがつかめて上達すると劇的に関係が良くなっていきます。最初は練習であるということも伝えて構いませんので、10分などと時間を決めて行うと良いです。口をきいてくれなかった思春期のお子さんがどんどん話してくれるようになったりします。

 

親子関係、夫婦関係が改善して仕事もうまく行けたらいいですよね。魅力的なネイリストを目指すことで自分の性格ももっとよくなれるのです。



ネイリストの離職率

人気職業「ネイリスト」のブラック度合い」という記事が出てました。

 

ブラック企業とは、安い給料で長時間働かせる企業のことです。

 

サロンに就職するネイリストは薄給な上に長時間労働あたりまえ。。。

ここの記事では“超安賃金”の”過重労働”と書かれてますが、実は

 

私がいつも気にしております「体調を悪くする」という部分は強調されていませんが、実際に体調不良となって辞める人も多い業界です。腰痛になると言いますが、他にも座ってる仕事はありますから腰より、薬害等による内臓の問題ではないかと疑ってしまいます。

 

精神的不満や体調不良でネイリストがすぐ辞めてしまうと、サロンは新たに代わりのネイリストを採用しなければなりません。しかし実力があって即戦力となるネイリストは簡単に見つからず、やむを得ず妥協したままネイリストを採用することとなるケースが多々あります。それがさらなる品質の低下になるわけで、ここに悪循環が起こります。

 

施術単価の下降傾向により過労働となる

 ↓

ネイリストがすぐ辞めてしまい求人するが即戦力の人を採用できない

 ↓

施術の質が下がる

 ↓

さらに安くせざるを得ない

 

一旦安くすると、普通の価格には戻せませんし、サロンも利益が少ないので材料費などもどんどん削減します。

 

安い商材はそれなりです。安全など重視することは不可能です。

 

華やかな表舞台に対し、裏を見ると3Kの業界だったりするのです。

 

 

でも、“魅力ある仕事”という側面をもっと極めて行くこともできるのです。

 

他と差別化し、それがお客様にとって魅力あるものであれば、十分成り立つはずです。

 

世の中の流れに乗っているだけだと、下降してしまうかもしれません。

やはり、常に学び続け、新しいニーズを探すことが重要だと言えます。