環境ホルモンとは


こちらの全体の記事の中で経皮毒についてまとめていますが、その時に切り離せないのが

 

「環境ホルモン」です。

 

マニキュアの除光液に「ノンアセトン」と書かれていることがあります。これは、入れない事をセールストークとしているわけです。

 

 

特に妊娠の予定がある方は要注意です。ここ10年、女性に子宮のトラブルが急増しています。

化学物質などが蓄積しやすい臓器なのだそうです。

 

子宮内膜症という病気は環境ホルモン*=化学物質が原因である、と言われました。(*=生活環境のなかにある化学成分で、人間のホルモンバランスを狂わせてしまい、精神や肉体を徐々に冒すもののこと。シャンプーや化粧品や洗剤など)

 

ネイリストは腰痛になって辞める方も結構多いですが、内臓を心配すべきなのです。それに、将来、肺も心配すべきです。今問題ないから、と、無視するのはどうでしょうか。化学物質は晩発生なので、当面は気づきません。後になって取り返しがつかない問題となるのが心配なのです。

 

しかし、放射能と一緒で、10年以上経ってから病気になったとしても、原因としては特定できなくなっています。がんやその他病気を引き起こしたのがアセトンのせいなのか、生活習慣のせいなのか?誰にも証明できません。

 

そんなことが分かって恐ろしくなり、アセトンを止めました。なんと爪はあっという間に強く丈夫になりました。ネイルオフはジェル表面を削って取るようにし、その際にでる粉塵はダストクリーナーを手のすぐ下に置いて吸い取ってしまうためマスクも不要な方法に切り替えることにしました。

 

その結果、化学物質による爪の痛みは一切なくなり、何と亀裂が起こらなくなりました。ジェルで爪を保護しながら、いくらでも自分の爪を伸ばせるようになり、とうとうスカルプは不要となってしまいました。

こんなに自分の爪を長く伸ばし続けられているネイリストってまず居ないでしょう。

 

それで、

アセトンを含め、ネイル商材を根本的に見直すことにしたのです。

アセトンフリーのオフ剤も出ていますが、アセトンという名前でないにしても、ジェルを溶かすような成分が体に安全なわけがありません。

オフでは“薬品”を不使用としました。また、アクリリックによるスカルプや3Dも行いません。

それが、私達マックスオーガニックネイルスタジオのスクールのこだわりの始まりでした。

爪と体に有害なことをできるだけ避けながらネイルを楽しみたかったのです。

 

 

 

《使うもの》

ジェル:

酸性度が低くマイルド、オーガニック植物エキス入りのジェル

ジェルカラーは天然石をミクロにした色素や安全が確認されている色素が使われている

 

殺菌剤:

肌に多く触れる消毒は常在菌(免疫)を残すもの。体のいろんな部分に使えます。口にも入れられるもの。

 

ネイルケア及びキューティクルオイル:

ピュアなアロマオイル(オーガニックの精油)。ヨーロッパでは薬効成分として使用されています。火傷にも使え、美容液としも大変優秀。アロマの素敵な香りです。

 

ダストクリーナー(削る際の粉塵を吸わないようにするマシーン)

 

自宅でのセルフネイルは、揮発溶剤が室内に残留し、本人だけでなく、ジェルやネイル製品の使用により家族へも害を及ばせてしまうのです。