ネイルアレルギー対策として


ネイルのアレルギーに関してお問合せ頂くことがよくあります。

 

私もいろいろ調べたり、医師に相談したりしたこともあるのですが、アレルギーはまだ未解明の部分が大きい分野だそうです。
アレルギーの種類は多く、メジャーなものでないと何に反応しているのか調べるのも難しいようです。なので全体としては曖昧ですし、医師でない私は何も言えないのが現状です。

オーガニックメソッドなら「ネイルアレルギーにはなりません。治ります。」
と、お答えできたらどれほど良いかと思います。

しかし、答えは「アレルギーにはなりにくいと思いますが、ならないとは言えません。今のネイルアレルギーが治るかどうかわかりません」
となってしまいます。

アレルギーの原因は、この4~50年の間に急速に使われだした化学物質と関係があり、原因ともなっていますが、天然のものも多数存在します。

小麦粉、たまご、花粉・・・
昔から食べられてきた物も多数

うるしのアレルギーというのもあります。

ここ数十年で、今まで存在してなかった、たくさんの化学物質が生み出され、製品としては何種類もの成分を同時に使用するケースがほとんどであるため、ある1成分に絞って、アレルギーの原因であるかどうかを調べて治療法を探ることは難しいと言われています。
化学物質のAとBを混ぜて使用したときだけアレルギーになる、というケースもあります。

 

ジェルネイルに限らず化粧品でも同じです。


自然を謳った化粧品の場合でも・・・
合成成分を入れず天然のエキスだけで作られた製品でもアレルギーになる方は必ず出ます。

アロマの世界でもアレルギーの方が出ます。


実は、肌に良いエキスが多いほど、アレルギーの可能性は高まります。

「敏感肌」用の化粧品は、実は、栄養素も化学物質もできるだけ入れず、限りなく水にする。
というのが内情であり、それが最もアレルギーの出ない方法です。

 

がっかりしてしまいます。

もし化粧品類で肌に何か違和感があっても、水で薄めれば使えることがあるのです。
(水で薄めると腐敗しやすくなるので、使用の度に薄めてください)

オーガニックメソッドの施術では、アレルギーの原因ともなりえる有害度の高い化学物質に関しては、すくなくとも
●アセトン
●アクリルモノマー、アクリルリキッド

●ボンドやプライマー

●キューティクルリムーバー

●合成香料や保存料の入ったキューティクルオイル(ネイルケアオイル)

が完全不使用となっています。

 

普通のサロンではほぼ確実に使用されていますので、とても珍しいやり方だと思います。
施術工程全般に渡って、いろんな工夫をしています。

現在、ヒトタンパク(爪の粉)のアレルギーも確認されており、オーガニックメソッドによる施術が体質に合うかどうかは実際には、体験してみないとわかりません。

もし、化粧品メーカーやアロマテラピーなどでもアレルギーが起きないと言い切っているとしたら、それは過剰トークです。

化学物質を多く使うジェルネイルの世界の中にあって、きらめることなく、妥協することなく自然と安心にこだわった施術をお教えしております。